福島牝馬ステークスの注目馬

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注目馬 スライリー

本来の力を出せたときの実力は本物!!

父:オルフェーブル ※福島適性あり
母:ビジョナリー(母父ディープインパクト)
生産:白井牧場
馬主:ヒダカBU
厩舎:相沢調教師 
騎手:石川 裕紀人

戦歴解説

2歳シーズン

この馬はデビューから追いかけ続けた一頭。

デビュー前は馬体が小さく一口価格も800万の募集と血統に対しての牧場やクラブの評価は高くないように見受けられたが、1歳秋から急成長を見せて6月の府中で会員や関係者を喜せる早期のデビュー。

府中の新馬戦では先行で前目につけての上がり最速で前の馬を差し切る形での勝利でポテンシャルの高さを発揮するも、次走の札幌2歳では3角で失速で競馬にならない形。

その後はフルグモーネなどもあり調整も万全でない且つレースに行くと折り合いを欠くシーンが多く見られて結果が振るわない2歳シーズンを終える。

3歳シーズン

明けの菜の花賞ではやや掛かる場面もありながらも同レース※(福島牝馬S)に出走のアナザーリリックの猛追を凌いで勝利と力のある事を証明するもその後はクイーンCでは直線で前が開かず競馬にならず敗退。

しかし続くフローラSでは先行からオークス勝利のユーバーレーベンに先着で2着を確保しオークスへ駒を進める大健闘。

続くオークスではまたも折り合いを欠いて3角から進出も直線力なく敗退。

秋初戦の紫苑Sではハイペースの中、先行し直線ではまたも力なく連敗。

秋華賞はきっちりと折り合いがつくと上がり3位の脚を使えることを証明して5着と好走もその後も成果が出ずに3歳シーズンを終える

4歳シーズン

1戦挟んで前走の中山牝馬ステークスでは後ろから折り合いもつき斤量の恩恵もあったかもしれないが上がり2位の末脚で4着に。

また相沢調教師のコメントからも馬体、性格的な面でも成長しているコメントが続いており充実していることが伺える。

この馬の判断ポイント

この馬に関しては当日のテンションが非常に重要な鍵になる。

当日のパドックと返し馬を落ち着いてきっちりと行えていることが判断できれば期待したい。

また3歳までは中々馬体も増えずに苦労したような相沢調教師のコメントなども目立ち成長がないのではないかと心配される時期もありましたが、昨年の秋以降は馬体を減らすことも心身共に充実が伺えるこの春に巻き返しを期待できる一頭。

また、相沢厩舎のエドノフェリーチェや桜花賞に出走したライラックとの調教でも素軽い動きを見せていることから力はやはりあるのではないか

相沢厩舎コラム:https://www.sanspo.com/race/article/general/20220421-33SSNROCVZKPJEDE4PAIKQSCZU/

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