NHKマイルC カワキタレブリー〜小岩井系の牝馬100年以上日本に残り続ける血統〜

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注目馬 カワキタレブリー

小岩井系の牝系100年以上日本に残り続ける血統

今回のNHKマイルカップに出走するカワキタレブリーの血統は血統マニアなら気づいている方も多いかもしれないが小岩井の牝系になる。

詳細

カワキタレブリー

父:ドレフォン

母:カフジビーナス(母父ディープインパクト)

厩舎:杉山佳明

生産:川島牧場

戦歴8戦2勝(白梅勝)

小岩井系とは

今から100年以上前の1907年に英国から小岩井牧場が輸入した20頭の繁殖牝馬を指します。

この時代は繁殖牝馬を欧州の牧場が手放すことはなく、また日本の生産者も渡航や投資金額、ブラックタイプの導入以前で情報が不足していた事などからも欧州の牝馬の購入は困難とされていた。

そんな時代に英国から輸入された一頭がプロポンチスという馬でカワキタレブリーの先祖にあたる。

プロポンチスの系統からはG1馬でいうとアイネスフウジンやレガシーワールドなどを輩出している。

戦歴

これまで、8戦2勝でもデイリー杯ではプルパレイにも粘り強く先着するなどまだ底を見せていないと考えている。

勿論戦歴的には自信を持って重い印を打つ根拠はないが一発あってもおかしくないとも考えている。

ましてやこれまでの戦歴的にも叩き良変型の傾向があり、この馬を判断するのは叩き2戦目の大舞台のこのレースで評価を下したい。

生産牧場 川島牧場

北海道新冠にある生産牧場。

テンジンショウグン(日経賞)ブラックスキー(新潟記念)等中央G1は3勝

また川島牧場としても大事に育ててきた牝系であることは一目瞭然で遡っていくとシュアンスへと繋がりその息子はシャコーグレイト(皐月賞でトウカイテイオーの2着)やテンジンショウグン(単勝355倍という低評価で日経賞を制覇)へと繋がるように創世記から代々受け継がれてきた血統になる。

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