新たな凄腕ホースマンの予感

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育成牧場の新興勢力

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この記事では育成牧場の新興勢力について記載していきます。

北海道トレーニングセールを前にして販売申込者名に気になる名前が並んでいるそれは

「99.9 ナインティーナインポイントナイン」である。

開業の木村拓巳氏は競馬ファンなら覚えている方も多いだろう。

ジョッキーベイビーズ初代王者である。また弟はカナダでリーディングを獲得する大活躍を見せている木村和士ジョッキーである。

競馬一家の長男として生まれ多くのジョッキーを輩出しているジョッキーベイビーズに勝利した後、中学生時代には国体に出場するほどの騎乗技術でJRAの競馬学校に入学した馬乗りのサラブレッドなのである。

しかし競馬学校は中退してしまったみたいで、その後は南関東のトップ厩舎である矢野厩舎と張田厩舎で調教助手をしていたみたいです。

そんな木村氏が育成を行った馬がこの夏からデビューを迎える。

2022年トレーニングセール 上場馬

No49  母レジュールダムール(キングマンボ) 父ハービンジャー 牝

生産は社台ファームの本場を昨年サマーセールにて購入し木村氏の元で育成して本セールに登場。

母はダートで3勝以前はディープインパクト産駒のレッドアウローラが2400万で募集で音無厩舎やレッドヴィクターが藤沢和雄厩舎に入厩していることからも期待をされていた牝系。

血統的にも期待値は高いのではないだろうか。

No70  母ウインレコード(母父チチカスタナンゴ) 父トゥザグローリー 牡

生産はグラストレーニングセンターで昨年のサマーセールにて購入し木村氏の手で育成を行い本セールにて登場。

サンデーサイレンスの3×4のクロスを持ち一発も期待できそうな一頭。爆発力に期待

No86  母カズノマリリン(母父マルゼンスキー) 父パドトロワ 牡

最後の母父マルゼンスキーとなりそうな馬が木村氏の育成で成長。

母父マルゼンスキーといえばスペシャルウィークやメジロブライト、ライスシャワー、ウイニングチケットなど名馬も多数。その最後の牝系祖父マルゼンスキーのこの馬にも期待したい。

競走馬の育成においてこれほどのキャリアと技術を持ったホースマンが手がけた馬のデビューが物凄く楽しみである。

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